2022.3.8
安田川を渡り田野町に入ります.上流の馬路から森林鉄道が通っていたところで、山際に線路跡が残っています.森林鉄道は海岸にある貯木場から材木を海に投げ入れ、船に載せていました.その後魚梁瀬から奈半利川に沿う新線ができ、運材はそちらが中心になったので田野貯木場は無くなっています.


左の続いている道が森林鉄道の線路跡です.馬路から来て高知市方面に向かう人はこの辺りでバスに乗り換えました.旅館もありました.

線路跡に沿って製材所が並んでいますが、ほとんどが廃業されています.

町内は昔からの道に沿って家並が連なります.どこでも海岸の町を歩いて思うのですが、緩慢に老化が進んでいます.店は閉ざされ、空き家が増え、残る家々も手入れがされていません.南海トラフ地震の津波浸水地域だからであり、高知県のハザードマップによれば地震後40-60分で2-3mの津波が来襲します.地震は2038年の可能性が高いとの説があり、そうすると余命16年なのです.

県内での津波避難タワー建設や避難路整備はほぼ一段落したと聞きますが、震災後の住家や生活維持策はこれからでしょう.

タワーの傍に保育園がありますが、被害のないことを・・・

続く奈半利町はごめん・なはり線の終点で、ホームは3階にあります.ポイントはなく一本の線路が立ち切れています.

ホームの傍にイタリアン食堂があります.カクテルも飲めます.ホームからすぐ行けるのは外国めいていますが、列車が窓の横に並んで見えればもっといいのですが.
(つづく)