高知学207 室戸への道を歩く7 奈半利から加領郷へ 明るく寂しい台地の道

2022.3.17 

 奈半利には魚梁瀬森林鉄道の昔からの大きい貯木場があります.

奈半利貯木場
材木トレーラ

 巨大なトレーラトラックが材木を満載して出入りしています.これ1両で森林鉄道の1列車分ありそうです.

 さて、土佐湾東の海岸はみな同じような形で、緩い斜面が海に落ち込んで崖になっています.元は海底であった面が隆起してこの形になっています.

羽根岬と行当岬

 いま室戸は年に7mm沈下しています.フィリピンプレートが日本のプレートの下に潜り込もうとしているため、その動きに引きずられて沈むのです.しかし100年経つと限界が来て跳ね上がります.これが南海地震ですが、その量は押され続けてきたため1.5-2mです.沈下は100年で0.7m、跳ね上がりが1.7mとするとその差1mが隆起します.1,000年では10回で10m、1万年では100mになります.

 崖の下は荒海なので、昔の道は上を通っていたと思われ、奈半利の先、須川から台地に上がりました.高さは100mほどで、道は屈曲して加領郷まで続きます.

台地から

 通ってきた奈半利が見えます.

台地の桜

 点々と住まいがありますが、小さなお墓もあります.去って行った人が残したのか.ここに住まいした足跡でもあるのでしょう.

小さなお墓

 モクレンが咲いています.無くなった住まいの庭先にあったのか.

モクレンひとり

 しかし新しい小さな家もあって、豆や野菜がよく育っています.

小さな家

 下りて森に入ると鶏の声が喧しく、養鶏場があるのかと思ったら見当たりません.しかし右の森で鳴いたら左の森で答える.どうやら放し飼いにしているようです.

加領郷小学校

 加領郷の学校と港の上に出てきました.

(つづく)

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