高知学109 香南市の最奥-後編 舞川へ

5.奈良

峠の家

 奥に入るにつれて無住の家々が増えます.

(住まなくなった家)

 町からは遠いのですが、変わらず住む人もいます.親から引き継いで、次の世代がこの地で農業、林業、建設などの仕事をやるかどうかでこの差が決まるようです.

 小さな記念坂の峠を越えると奈良に出ます.

(奈良の廃校)

 廃校になった小学校が残っています.その上は教員宿舎だったのでしょう.校舎横の運動場は細長いが50m走はできそうです.

6.奈良峠

 さらに奈良峠を越えます.昔は山の上に林業や炭焼きを行う集落が点々とあり、これらを結ぶ山上の道が主要地方道(県道)になっていました.しかしこれらの集落のほとんどは消滅して道は廃道に近く、通行止めになっています.

仲木屋への道

 この道から分かれて仲木屋に向かう道路です.仲木屋は標高600mで、棚田も小学校の分校もありましたが、今は跡形もありません.

7.舞川へ

 今の道は川沿いですが林道で杉林が続きます.枝打ちは綺麗にされていますが、間伐が無かったので細い木々です.

川沿いの道

 最奥の集落、舞川に入ります.

舞川

 市の選挙があるのでポスターのボードがあります.昔若者が住んでいたのか川の上のデッキや白壁に描いた絵が残っていますが人影がありません.

(山の家)

 しかし山奥を楽しむ人たちもいて、新しく掛けた橋や対岸に渡る私設ロープウエィもあります.

(自家ロープウェイ)

 8.香南市の最奥

 やがて最奥です.老婦人が畑をやっていますが、日々はシカ、イノシシとの戦いです.今日も柵の強化のため鉄格子を運んでおられました.

動物との戦い

 この先で香美市になります.香美市は狩猟が可能ですが、香南市は禁止です.香美市で猟師に追われた動物が香南市に逃げ込めば安全が確保されるのです.

 育てられたハナモモを見たかったのですが、つぼみは膨らんでいますが早かったようです.写真は一昨年のものです. 

(4月の舞川)

 (2022年4月4日)

2021年4月4日 | カテゴリー : 高知学 | 投稿者 : 河田 耕一